私の名前は「コトダマン」
ある日の昼下がりのこと。
僕はチーズケーキを焼いていた。
お供は唐揚げと宝缶チューハイ。
缶チューハイは梅干しと上機嫌。
そう、僕はチーズケーキを焼いていた。
レシピを見ながら、酒をはさみながら
材料を混ぜながら、型取りしながら
160℃のオーブンで焼きあがっていく様を見ながら酒は進む進む。
50分待っている間に少しだけ寝てしまった。
暖かい午後に昼寝をしつつ甘い匂いがしてくると寝てしまうのは罪じゃない。必然だから罪じゃないと思うのです。
無事に焼きあがったものがこちら
断面がこちら
わかっている。
我ながら上手く出来すぎちゃってキャラじゃないなぁ～なんて思う。
でも残念ながらお菓子作りは出来るんだよね。
今までブログや話を聞いてくれている人は聞いたことがあるかもしれないけど
人生で一番不味い料理は自分で作った料理なんですよね。
圧倒的にセンスが無い。
面倒くさがってレシピを見ないで料理を作るから何かしら変なものが出来上がる。
本当にひどいものを自分に食べさせられた。
だから、自分の腕に自信が無かった。ある意味トラウマかもしれない。
ところがお菓子作りは今のところ一度も失敗したことがない。
理由は知ってる。
しっかりレシピに従って作るから。
自分で作る飯が不味い理由も分かってる。
レシピを見ないで作るから。
レシピを見ないで美味いものを作るためには
レシピ通りに美味いものを作る工程が絶対必要だった。
僕はそういう人間なのだ。なんか変に面倒くさがるのだ。
思えばバイトで作った飯は不味くなかった。
でも家で作った飯は不味かった。
バイト先で覚えた料理は美味く出来た。
でも自分勝手に作った料理は不味かった。
とりあえずレシピさえ見れば美味い飯を作れる。
おかげ様で諦めることが出来た日になった。
それは「レシピ無しで美味い飯を作る男」の自分。
思えばそんなもの当たり前の話だ。
じゃなきゃ「絶対失敗しないレシピ！」なんてものが世の中で重宝されないよな。
自分は「レシピを見れば料理を作れる男」
だからこそ。
あ、練習しよう。レシピ見よう。
と思える気がした。
まるで別人のような感覚だった。
これこそがAB型に言われる多重人格ってやつか！
「お菓子を作れる男」
あれ？こんなこと出来たんだ。やってみるもんだな。
ところでお前は誰？
みたいな。
もちろんそんなこと無いから。レシピを見ながらやれば出来るんだから。
AB型の特権ということで
多重人格を作り出してしまおう、なんて考える時もある。
それこそが題名になっている「コトダマン」
なんか「マン」をつけるのが好きなんですよね。
そういえば、昔バンドの打ち上げで「ストロングマン」ってあったんですよ。知ってる人は知ってる。
なんというか、コトダマンはとりあえず良い事を言っておけ星人ということで
来週の土曜日は出かけるから雨は降らない！って言ってみるとか
明日の天気は変えられないけど一週間後の天気は案外変えられたりするんですよ。コトダマンは。
まぁ、成功した例しか見ないってのも重要だったりするんですけどね。
それでも当たった時は気分良いからそれでOKみたいなやつです。
自分が発した言葉で相手からの印象が変わるし、その相手の反応を見て自分からの相手の印象も変わる。
でもムカつくことはムカつくからね。
嫌いなやつは嫌いだし。
だから好きな人は寄ってくるし、嫌いな人は去っていく。
そんな感じに生きていけるような世の中にしたいねぇ。
好き嫌いなんてその時々だと思うんだけども、どうでしょう？
とりあえず春になってから色々と細々と挑戦出来ていていいですね。
新しいパソコンでAPEXをやってみたりしてるけどいい刺激だもの。
このブログにしたって近々また変更が加わる可能性大です。
まぁ、気分次第で。
本日の晴天の模様をば。
昨日今日とサーバ障害のせいでほとんど仕事出来なかったから日向ぼっこと洗濯が捗りますよ。
ちなみに太陽の下で本を読むと世界がピンク色に染まります。
白が反射するとそうなるのか？
調べてみよう。
おもしろきこともなき世をおもしろく、
すみなすものは心なりけり。
忘れるなよ～。
ドミノクラッシュ！！！
